琵琶湖の漁業者たちが滋賀県野洲市の林業者らとともに20日、同市大篠原の里山で植樹を行った。琵琶湖の水質浄化を願いながら、ヤマザクラやコナラなど広葉樹6種の苗木約350本を1本ずつ丁寧に植えた。
山林の保全によって水源を養い育てていこうと、県漁業協同組合連合会と県が取り組んでいる「漁民の森づくり推進事業」の一環。地元や近隣の漁協組合員をはじめ、同市の森林組合員や地域住民ら約120人が参加した。
漁業者らは、琵琶湖に流れ込む日野川支流・光善寺川の上流にある保安林約1000平方メートルに、スコップで深さ約20センチの穴を掘り、苗木を植え、肥料を混ぜた土をかぶせた。苗木はくいで支え、1本ずつに植樹者の名札を添えた。同市八夫の小学4年中塚晃夢君(9)は「大きく育って琵琶湖の水がきれいになってほしい」と話していた。