京都府亀岡市宮前町神前地区の「神前ふるさとを守る会」のメンバーが2日、地区内の寺池の水を抜き、ブラックバスやブルーギルなど外来魚の捕獲に取り組んだ。作業後は外来魚を香草焼きなどに調理して舌鼓を打った。
山間にある神前地区では、ため池が稲作などの貴重な水源になっているが、数年前から外来魚の姿が目立つようになったという。外来魚駆除とともに、多雨時の洪水調節機能も持つため池の重要性を再認識してもらおうと、同会が環境保全活動の一環として企画した。
地元の子ども会や老人会、土地改良区などから約40人が参加。水を抜いた寺池に子どもたちが入り、コイやイトモロコなどを捕まえた後、前日までに地区内の池で捕獲したブラックバスとブルーギルをオリーブ油で焼いたり、空揚げにした。
バジルなどとともに焼いたブラックバスの身は、臭みもなくあっさりした味わい。初めて食べる住民たちも「意外にいける」と次々にはしを伸ばし、用意した8匹分の切り身はあっという間になくなった。青野小5年の森友哉君(10)は「ちょっと骨があったけど、他の魚よりもおいしかった」と笑顔で話していた。