◇「魚泳ぐきれいな水に」
琵琶湖に注ぐ農業排水路沿いを歩き、水質や生態系の保全について学ぼうと、水田が広がる守山市木浜地区で8日、「木浜ウオーク&魚つかみ」が開かれた。地元の住民約100人が参加。水生植物の観察や魚つかみを通して、子どもらが農地の豊かな自然を味わっていた。
「木浜の資源環境を守る会」の主催で毎年行われ、今年で4回目。参加者は幹線排水路に沿って約1・5キロを歩き、水路脇に育つヨシやショウブを眺めたり、真珠の養殖場を見学。水生植物や石など自然の力で富栄養化と汚濁を防ぐ「浄化型排水路」の仕組みについての説明も受けた。
ウオークのゴールは、排水が琵琶湖に注ぐ前に有機物などを沈殿させ、浄化する「南部浄化池」(同市木浜町)。子どもらは池に入り、ゲンゴロウブナやナマズ、ザリガニ、タナゴといった田んぼに住む生き物を、泥だらけになりながら網ですくい上げた。中には、1メートル以上のコイをつかんだ子も。近くの小学2年、下村亮介君(9)は「たくさんの魚が泳げるよう、水をきれいにしなければいけないと思った」と話していた。【蒔田備憲】 7月9日朝刊