田辺市は同市本宮町皆地の「皆地いきものふれあいの里」で27日、ザリガニ捕り大会を開いた。湿地帯「ふけ田」の在来生物を守ろうと、家族連れら約70人が参加し、楽しみながら外来種のアメリカザリガニを捕まえた。
大会は、ふけ田の生態系を脅かしているアメリカザリガニを駆除するため、定期的に開いている。10年ほど前に比べ、ザリガニの数は減少しているという。
参加者は干しイカの切り身を付けた釣りざおを使って、約6000平方メートルのふけ田を行ったり来たりして、水路や泥の中に潜んだザリガニを探した。ザリガニが餌に食いつくと網ですくって捕まえた。子どもらは「やった、捕まえたぞ」「あそこに大きいのがいるよ」などと声を上げた。
2時間ほどで300匹以上(約5キロ)のザリガニを釣り上げた。市職員が測量し、大きいザリガニや多数捕まえた参加者に賞品を贈った。
田辺市上秋津の天田皓大君(7)は「ザリガニのはさみで指を挟まれた時はびっくりした。たくさん捕れたので楽しかった」と話した。