京都市山科区御陵の陵ケ岡小(奥田修校長)で、児童らが育ててきた琵琶湖固有種の淡水魚、ホンモロコがこのほど産卵し、稚魚がかえった。体長3ミリほどの透き通った体をした稚魚が泳ぎ回る姿に、児童らは目を輝かせている。
同小は、校区の北側を琵琶湖疏水が流れていることから、琵琶湖の恵みを学ぼうと、昨年夏から、児童らがホンモロコのほかにもオイカワやニゴロブナなど琵琶湖の魚の飼育に取り組んできた。
ホンモロコは高級食材として取引されるが、近年生息数が減少し、滋賀県大津市などでは養殖事業に取り組んでいる。
同小の水槽では、沈められた校庭のシュロの木の皮に小さな卵が無数に生み付けられ、その周りを半透明の稚魚が泳いでいる。稚魚の姿と見た子どもらは、「ちっこいのがたくさんおる」「卵500個くらいあるんちゃうの」「100くらいやろ」と水槽をのぞき込み、歓声を上げていた。