ブラックバスやブルーギルの有効な駆除方法を共有する「外来魚情報交換会」が21日、滋賀県草津市の市民交流プラザであった。研究機関など県内外の18団体が参加し、琵琶湖や淀川水系で外来魚を駆除する有効な方法として、人工産卵床を泥底に設けてふ化する前に卵を取り除く方法などが発表された。
外来魚問題に取り組む市民団体「琵琶湖を戻す会」(事務局・大阪市中央区)が主催した。
この日、大阪府水生生物センター(寝屋川市)は、人工産卵床を利用した駆除方法について「水の透明度が低く、外来魚の産卵が確認できない場所では最も効率的」と報告し、岸辺から約5メートル、水深約1メートルの泥底に設けるのがより効果的とした。ブラックバスとブルーギルの稚魚が藻に潜んでえさを狙う習性を利用し、人口藻の内部に魚巣を張る方法も紹介した。
一方、滋賀県水産試験場は、ニゴロブナがブルーギルの産卵床をかき回すため繁殖抑制作用があるという実験結果を報告した。