2005年09月30日

DAISUKE'S JB REPORT第18回

 JBイースタン河口湖Aに参戦し、年間8位に入ったことから、バスプロ選手権への出場権を手に入れた。9月24-25日にかけて河口湖で開催されたが、この大会もE-MAX第2戦と同様にフォールターンや水温低下の影響などで、ディープを攻略したアングラーが上位に入った。私はシャローを攻めきって自分の釣りを展開し、24位に入賞した。だが、この大会によって、またディープ攻略への課題が見つかった。

 バスプロ選手権の前週、E-MAXが河口湖で開催され、上位入賞者はディープを攻めていた。試合後、私はJBトップ50最終戦のプラクティスで檜原湖に数日向かい、帰ってきてバスプロ選手権のプラクティスを行なった。気になっていたディープをチェックすると、ポツポツではあるが、この私にも釣れる。勝つに値するウエイトが出にくいものの、釣れる。周りでプラクティスを行なうアングラーを見ると、彼らより釣れているようだったが、釣れる理由がわからない。ベイトフィッシュの位置は毎日変わり、水深、地形的な要素を考えても、まったく関係のないスポットなどで釣れてしまう。パターンが理解できていないかぎり、それを本戦で用いるのは危険と判断。本戦では得意のシャローをメインにいくことにした。
 というのも、プラクティスではシャローのウイードエリアで6kg近いウエイトが出たので、もう迷う必要もなかった。
 
 本戦初日、ウイードの上にステイしているバスをねらおうと思っていたが、プラクティスのパターンがハマらない。なぜなら、プラでは晴れていたが、初日は雨。バスは水通しのいいウイードの上から消えて、どこかに散ってしまった感じだった。スモールラバジで攻めるがバイトがなく、スピナーベイトのパターンに変更。スピナーベイトなら広範囲にウイードエリアを攻略できる。この戦術が当たり、1500gをキャッチ。その後、小さいバスを1尾追加する。
 またこの日、スピナーベイトで流していると、ウイードの中から巨大なバスがバイトするのが見えた。推定60cmの超ビッグバスだ! バイトした瞬間から心臓バクバクの死闘がはじまり、左へ右へと逃がれる。そしてジャンプした瞬間そのデカい魚体を捻らせ、今度は一気にボートの真下へと潜った。そのときラインがボートに強く触れ、プチーンといかれてしまった。
 初日は17位でスタート。まずまずの展開だった。
 最終日、初日と同様の天候ならスピナーベイトのパターンでいけると思ったが、午後から太陽が顔を覗かせた。その前にスピナーベイトで数尾バラし、調子に乗っていなかった。それでシェードパターンに切り替え、スモールラバジ(トップ50亀山ダム戦で使用した1/16ozの自作ジグ)を用い、ウイードエッジを釣る。これで3尾をキャッチするが、ウエイトは690gで2日めは91位。総合24位で大会を終えた。

 総括すると、初日はターンオーバーと晴れが続いた状況で、肌寒くもあったが雨が降った。これがバスにスイッチを入れたのだと思う。シャローにいるバスの絶対数が少ないため、バイトは少ない。しかし、天候の変動とシャローで活性のあがったバスのどれもグッドサイズなのは明らかだった。またほとんどの選手がディープに走ったため、シャローは空家。とにかく釣りやすい状況だった。 今回は自分のスタイルに合わせて通せた。2日めにマメでもいいから5尾のリミットが獲れなかったのが悔やまれる。

Posted by DODGE at 2005年09月30日 17:25 in DAISUKE'S JB REPORT

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