2005年09月17日

DAISUKE'S JB REPORT第16回


 なんともいい辛い結果で終わったJPトップ50第3戦。まさに作戦を間違った一戦だった。大会は2日間の日程で終了したが、両日ノーフィッシュで終えるとは、自分の戦術の少なさに肩を落とすしかなかった。シャローパターンに走ったのは不正解だった。

 初日が終了したとき、「2日めの朝は初日と同じパターンでいって、バイトが渋ければ沖でスモールをねらうパターンに移行する」と思っていたが、2日めになって突如パターンを朝から変えることにした。朝はトレーナーを着込みたいほど寒かったが、陽が上るころには暖かくなり、無風でピーカン。「これでディープのスモールをねらっても成果が上がらないだろう」と予測して、自分のイメージをシャローに移し替えた。シャローでウロウロしているグッドサイズのラージをサイトで釣るパターンに切り替えた。
 モーニングバイトを期待できる時間帯に数尾のラージをバイトに誘ったがフックアップにはいたらず。その後も時間だけが経過し、見事シャローパターンは撃沈。ノーフィッシュで大会を終えた。
 
 ディープをねらった場合、「どれだけ頑張ってもサイズの小さいスモールを1-2尾しか獲れないだろう」と決めくくっていた。この「決めくくっていた」部分に自分の不甲斐なさを感じる。以前もこのコラムで書いたが、私にとってディープ攻略は大きな課題である。シャローフィッシャーだと自分では思っていても、どんな状況に遭遇するかは蓋を開けてみないとわからない。ディープを釣らなければならない場面も少なくないのだ。たとえば今回、沖をチェックしたとき、中層部にベイトフィッシュがいるのを魚探で確認できた。そしてベイトの周辺にバスが映っているのも見えた。ところが、どうやってバスをバイトさせたらいいのか……手も足もでない状態に陥ってテンパってしまった。戦術の引き出しの少なさが仇となって今大会の結果に繋がったと思う。
 
 明日(9月18日)はE-MAX最終戦。24-25日にはバスプロ選手権が河口湖で開催され、両大会に出場する。その後にトップ50最終戦が檜原湖で開催される。なんとか檜原湖戦で挽回しなければ、総合順位が下がってしまう。スケジュールを見直して、それぞれの大会に挑みたいと思う。

Posted by DODGE at 2005年09月17日 21:29 in DAISUKE'S JB REPORT

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