2005年07月12日

DAISUKE'S JB REPORT第12回

aoki05-12-2.jpg 今回は、7月9日に山梨県河口湖で開催されたJBIIプロアマ河口湖第2戦タックルベリーCUPと、その翌日、7月10日に開催されたJBイースタン河口湖A第2戦バスメイトインフィニティーCUPの模様をまとめてレポートしたい。私はJBIIにエントリーしていないのだが、同じゲーリー・ヤマモト・ファミリーの市村直之に「どうしてもお願いします」頼まれて、彼のパートナーとして参戦(JBIIは2人同船の試合)。翌日参戦する「イースタン第2戦のプラクティスにもなるし、まぁいいか」と思って出場したが、なんと両方の大会で18位に入る結果となった(微笑)。

 まずは9日のJBII戦からレポートしよう。市村に「いっしょに乗って出て欲しい」と頼まれたのはいいが、彼が何を期待していたのか、私は仮にこの日試合に出ていなければ、翌日のプラクティスに当てる予定だった。つまり、9日の時点で私は河口湖の状況をそれほどつかんでいない。お互いにほとんど河口湖の近況をわからないままスタートを切った。
 市村は普段から親交の深いプロアングラーひとりで、何度も釣りをしているし、釣りのスタイルも似ているし、エリアのチョイスも似ている。「同船したら、マイエリアがバレる」といった感覚はお互いに持っていない。今回は彼がエレキを操船し好きなエリアに行ってもらうことにしたが、やはりリミットメイクだけはしたいと話合って、確実に5尾以上のキーパーが獲れるエリア「ロイヤルワンド」に直行した。
 ところが、バスがシャローにいない。お互いにシャローフィッシャーで、特に私はシーズンを問わずサイトフィッシングで釣るテクニックを得意としている。なのにシャローにバスがいないとなると、その時点で「ヤバいな」と冷や汗が出た。ブラインドのライトリグのキャスティングでなんとか5尾を釣りあげて、1尾のキッカーフィッシュを混ぜることができたが、どう考えてもグッドサイズ、特にネイティブバスはディープに落ちている感じだった。1744gをウエイインし、18位に入った。
 上位入賞者によれば、グッドフィッシュは案の定ディープに集中していたようで、翌日の試合展開が思いやられた。
 
 なぜなら、私はディープが苦手だからである。
 
 10日、イースタン第2戦に出場。シャローにバスが少ないとわかっていながらも、シャローでリミットを揃えるパターンを強行した。無理にディープフィッシュを追いかけてノーフィッシュに終わるくらいなら、スモールフィッシュでもいいからリミットメイクを達成したい。しかも、ややディープレンジのシャローでネイティブバスをねらうという、これまた難しい展開でスタート。しかし、思った以上にバスを見つけられ、バイトもよかったことから、開始からわずか30分でリミットを獲ってしまった。その後シャローを回って600gのキッカーフィッシュと入れ替えるが、そのまま終了してしまう。1502gをウエイインし、前日同様、18位で終えた。
 
 シャローにバスがさす時期はサイトフィッシングで攻略できるが、グッドフィッシュが沖のハンプやベイトフィッシュとスクーリングする時期の弱さが浮き彫りになり、大きな課題が残った。これは以前からわかっていたことだが、なかなか克服できないのがディープの難しさだ。
 課題を克服したいが、仕事が忙しくプライベート釣行ができない身分なので、ディープの釣りを覚えていくどころか、ますます他のアングラーに引き離されていく気がしてならない。どうやって釣ればいいのかといった基本的な部分はわかっているので、あとは経験を積むだけだが……。
 私の場合、ディープ攻略の練習は山中湖でやるようにしている。沖のハンプ(水中島)の位置がわかりやすく、魚探を見てベイトフィッシュを追いかけて釣れる。今後、ディープレンジが上位入賞にからむ大会があったら、私がどういった釣りをしたのかをレポートしたいと思う。
 ちなみに、次戦はTOP 50野尻湖戦で、この大会ではディープをメインパターンにする予定なので、乞うご期待!?

Posted by DODGE at 2005年07月12日 19:56 in DAISUKE'S JB REPORT

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