2005年04月17日

「DAISUKE'S JB REPORT」第8回

 JBトップ50第2戦最終日は、戦略を深読みし過ぎて自滅し、16位という非常にキツい結果で終わってしまった。「事実上の今シーズン第1戦」であったため多少固くなっていた部分もあったが、本来ならもっと上位をねらっていけただけに、惜しいことをした。ただし川という私にとっては経験の浅いフィールドでの大会だったので、自分にとっては収穫の多い一戦でもあった。

 本戦3日間のパターンは、旧吉野川の下流域を攻略することだった。特に、水温とカレントの影響でエリアによってはプリスポーン、ネスト、アフタースポーンが重なり、それらをどうやって攻めていくかがメインの展開。川の水質がステイン〜マッディ系なので、ネストを目で確認してサイトフィッシングでねらうのは難しい。そのため、どの産卵のステージにあるバスであってもブラインドで攻略しなければならなかった。私は水質がクリアなフィールドに精通しているほうで、過去にマッディ系のフィールドで釣った経験はあるが、この時期の経験は極端に少ない。それだけに不安を抱きながらのトーナメントになった。
  またこの川は水門の開閉によって水位が2mほど変動する。バスはそれを予測していて、だいぶん深いレンジでネストを張っている。これも旧吉野川を攻略する難しさのひとつだった。

 しかしバスのストック量は多く、パターンさえわかってしまえば連続してグッドサイズを釣り上げることも可能だ。今大会で優勝した河辺裕和さんのように、コンスタントに5kgを釣るのも夢ではない。だけど、トーナメントにおいて5kgを毎日持ち帰るのはただ事ではない。私もそれをねらったが、旧吉野川のバスに翻弄されてしまった。再び、河辺さんの底力を見せつけられた。
 
 今日の私はパターンは、まず下流域に向かって、アフターとプリが混ざったエリアでスタート。ところがバイトがなく、1尾を釣って退散。次のエリアではバイトは多いがフックアップできず、1500gを1尾釣って制限時間が終了した。
 上位入賞者の話を聞くと、プリ、ネスト、アフターが混在するエリアで、臨機応変に3タイプのバスを釣りわけていた。私はこれらひとつひとつを違うエリアで持っていて釣っていた。私の場合、移動での時間的ロスやバスを選んで釣っていた戦略が今回の敗因ではないかと思っている。
 また「もうバスは充分にネストに入っていたから、これ以上はないだろう」と思っていたら、今日の午後近くになって、またバスがネストにさしてきていた。それに気がついたときにはタイムオーバー。どうすることもできなかった。こういった連日のプリスポーンバスの動きを見ていると、あらためて旧吉野川の高いポテンシャルを感じる。
 第2戦は16位でフィニッシュ。この順位をできるだけ最後まで保って、年間成績の面でもいい順位をねらっていきたい。

使用ルアー:
ライトラバージグ+3inグラブ+サンヨーナイロン メタルレーザー4Lb
カットテールワーム4in(ネコリグ)+サンヨーナイロン メタルレーザー4Lb
ブルーザー(テキサスリグ)+サンヨーナイロン メタルレーザー12Lb


Posted by DODGE at 2005年04月17日 20:49 in DAISUKE'S JB REPORT

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