2005年04月14日

「DAISUKE'S JB REPORT」第4回

 現在、4月15-17日にかけて徳島県旧吉野川で開催されるJBトップ50プロシリーズ バークレイ・サンラインCUPに出場するため、現地で最終プラクティスを行なっている。プラクティスは今日(13日)と明日の2日間しかなく、まだまだチェックすることは山ほどあるが、本戦にはいい調子で臨みたい。

 まず旧吉野川にプリプラクティスで来たとき、水温が13-14℃だったので、本戦時にはもっと高くなっていてスポーニングは真っ盛りだと思っていた。あれから約2週間が経過したが、水温はプリプラクティスとほぼ同じ。もちろんエリアによって高いところ、低いところがあり、一概に「水温は上がっていなかった」とは言えないが、期待していたほどの上昇はなかった。晴れが続けば本戦の3日間も含めて、ここ数日間で水温が上昇するかもしれない。そうすると、水温は今大会を左右する大きなファクターのひとつになる。

 私は川のバスフィッシングの経験が少ない。そのため川を釣るときには、どんな条件にも対応できるタックルを揃えておく。しかし旧吉野川の場合、雑誌や釣り番組などを通じて情報が入ってきているから、ある程度のことには予測がついた。それでも川の釣りは難しい。南北に長いし、ストラクチャーも豊富で、ベイトフィッシュも多い。一番気をつけているのがカレントで、これは敵にも味方にもなる。ホームレイクである河口湖や芦ノ湖にも流れはあるが、あれは湖流。川の流れとはまったく異なるものだ。

 いろんな要素を考えてプラクティス初日を進めてみたら、なんと5尾で7kgも釣れてしまった。今日は川全体をザッと流した程度で、特に釣り方とかエリア選定に力を入れたわけではない。バイトが集中したときも、「あれはフィーディングモードにあったバスに偶然遭遇したんだ」と消化して、明日(プラクティス最終日)はまたゼロからスタートするつもりだ。逆に今日の釣りが本当に“7kgパターン”に変わるかもしれないので、明日は今日得た情報を取り入れながら、本戦に繋げたい。

Posted by DODGE at 2005年04月14日 15:36 in DAISUKE'S JB REPORT

mark-aa.jpg