ウメの産地で観光名所でもある神奈川県小田原市の曽我梅林で特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による食害が出ている問題で、神奈川県は20日、地元の梅の里センターで防除対策などの説明会を開いた。
ウメ農家ら約50人が出席し、県農業技術センター足柄地区事務所の担当者がクビアカツヤカミキリの生態や有効な薬剤などを説明した。近隣の中井町を含む曽我梅林一帯では、7月の初確認から8月19日までに成虫34匹が見つかり、31カ所のウメ園地で88本のウメの木の被害が確認されたという。
担当者は、幼虫のフンや木くずが混じった「フラス」の早期発見や被害樹の適切な処分など総合的な対策が必要だと強調。農家からは街路樹や耕作放棄地の対策を求める声があがった。
