クビアカ被害防げ 通報者に商品券 兵庫県が来月から募集

 特定外来生物のクビアカツヤカミキリの被害拡大を防ごうと、兵庫県は虫が出すフラス(木くずとふんが混ざったもの)を多数通報した人に商品券を贈ることを決めた。樹種は問わず、初めて被害を確認した木に限る。実施期間は10月1日から2月12日まで。

 クビアカツヤカミキリは、成虫が桜や桃などのバラ科の樹木に産卵し、ふ化した幼虫が樹体内で活動する。幼虫はフラスを樹外に排出するため、フラスの発見が早期発見・対策につながる。

 参加希望者はまず県の参加登録フォームで登録が必要。目撃情報通報フォームから、発見場所とフラスの写真を投稿する。これまで被害が確認されていなかった木であれば、1本につき1件と数える。似たフラスを排出する在来種カミキリもいるため、必要に応じて現地確認やPCR検査などの対応を取る。

 最も通報件数の多かった上位20人に、デジタル商品券2000~1万円分を送る。順位など実施状況は公表しない。県は「早期発見、早期防除が被害の拡散防止に重要だ。(イベントを機に)発見に協力してほしい」(自然鳥獣共生課)とし、調査時は土地所有者の許可なく敷地内に立ち入らないように呼びかける。

 クビアカツヤカミキリのフラスはオレンジ~明るい茶色で、薄い木くず片を含む。若齢幼虫の細い中華麺状のものから、老齢幼虫が大量に出すうどん状のものまである。

(南徳絵)

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