愛媛県西条市の中学校で30日、外来種の毒グモのセアカゴケグモ1匹がみつかっていたことが分かりました。 けが人は確認されていないということです。
県自然保護課によりますと、30日午後、愛媛県西条市立河北中学校の体育館付近の屋外でクモ1匹がみつかり、県生物多様性センターの職員がセアカゴケグモのメスと確認しました。 クモは殺処分され、けが人は確認されていないということです。
青野省三 教頭
「清掃の時間に生徒が発見して、『先生、セアカゴケグモがいます』と報告してくれました」
翌日、県と愛媛県西条市が校内を調査しましたが、新たな毒グモはみつからなかったということです。
セアカゴケグモは、強い毒があり、噛まれると痛みや腫れを引き起こし、重症化して吐き気や腹痛といった全身症状をきたす場合もあります。
河北中学校では教職員が校内の見回りを強化しているということです。