ペットで飼われた外国の生き物が捨てられ、捕獲される問題を受け、和歌山県海南市の県立自然博物館では、外来生物の展示会を開催しています。
展示されているのは、成長すると1メートルにもなる西アフリカに生息するサバンナオオトカゲや、オーストラリアの砂漠などに生息するフトアゴヒゲトカゲなど多種多様。「ペットを捨てたらアカン」「逃がしたらアカン」「逃げられてもアカン」と題し、安易にペットを放すことは日本の生態系に大きな影響を与え、生き物自体にとっても不幸な結果となると訴えています。和歌山県立自然博物館では、「寄生虫や病原菌を媒介する可能性もあり、飼い主は、責任を持って飼って欲しい」と話しています。
問い合わせ先:和歌山県立自然博物館073−483−1777