2006年12月16日

「やっかい者」生物を考える 琵琶湖博物館で研究発表会

 水草や外来魚など琵琶湖の「やっかい者」とされる生物について考える研究発表会が16日、滋賀県草津市下物町の県立琵琶湖博物館で開かれた。参加した市民約70人は、生物と人のかかわりや、やっかい者とされるゆえんなどについて理解を深めていた。

 同館の学芸員が、南湖で急速に増えた水草や外来魚問題の歴史、湖や森に与えるカワウの影響についてそれぞれ研究成果を発表。続いて、滋賀大環境総合研究センター教授の中村正久さんが「やっかい者との付き合い方」について話し、「やっかい者は、『誰にとって』だけでなく、『いつ』『どこで』やっかい者なのかを考える必要がある」として、対処方法として容認か根絶だけなく、どこまで受忍できるかがポイントになると説明した。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2006年12月16日 22:26 in ブラックバス問題

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