サケ：柏の川に　高田小児童が発見、観察も／千葉

　柏市高田の大堀川で29日、サケ2匹がそ上しているのが確認された。大堀川が校庭の脇を流れる柏市立高田小（阿部修校長）の児童が1週間ほど前に見つけ、教諭がサケを4匹確認したという。29日は同小1年の約70人が橋の上から、サケを観察した。

　サケは水深20、30センチの浅瀬で2匹が寄り添って泳いだり、時には水しぶきをあげた。サケが産卵するのは太平洋側では、利根川が南限とされる。大堀川は手賀川と手賀沼を通じて、利根川とつながっている。
　勝浦市の県立中央博物館分館「海の博物館」の乃一哲久上席研究員は「利根川ではサケの稚魚の放流が行われており、堰（せき）がないなどの条件が満たされればサケがそ上することはあり得る」と話している。【南恵太】　11月30日朝刊　（毎日新聞）

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Posted by jun at 2006年12月01日 08:52 in