2006年11月11日

サケ:遡上に大歓声 年々増加、今年すでに702匹−−大堰自然の観察室/埼玉

 ◇利根川・行田
 利根川にサケの遡上(そじょう)が始まった。行田市須加にある利根大堰(おおぜき)周辺では元気な姿を見ることができる。9日午後は、魚道がガラス越しに見える「大堰自然の観察室」に川口市立前川小4年の児童115人が社会科見学に訪れ、「いた!」「大きい」と歓声を上げていた=写真。

 大堰を管理する独立行政法人水資源機構利根導水総合管理所では、毎年10月1日〜12月25日の遡上数を調べている。85年には45匹だったが、20年後の05年には約50倍の2283匹に増加。今年も8日現在で昨年を上回るペースの703匹が確認されている。同管理所は「95年から97年に魚道を改築して堰を上りやすくしたり、市民が稚魚を放流したためではないか」と話している。【浅野翔太郎】 11月10日朝刊 (毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年11月11日 10:43 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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