◇県庁で本部員会議
嘉田由紀子知事を本部長とする県の琵琶湖水政対策本部の本部員会議が24日、大津市の県庁で行われ、治水を部局横断的に検討する「琵琶湖流域治水推進部会」の設置が承認された。
部会は土木交通部技官を部会長とし、県庁内各部局の課長級職員らで構成。幅広い流域治水に転用可能な政策を各部局から持ち寄ったり、学識経験者や住民の意見聴取などを行い、それぞれの政策に反映させる。会合は部会長が召集し、年数回程度行うという。
9月に設置された流域治水政策室と合わせ、同部会の設立で嘉田知事の提唱する「ハード・ソフト両面からの治水」を支える県庁内での態勢がほぼ整った。【高橋隆輔】 10月25日朝刊 (毎日新聞)