2006年10月05日

ふれあい魚釣り大会:「アマゴだ」身障者歓声−−高山で200人/岐阜

 体の不自由な人たちが自然に親しみながら交流を深め合う恒例の「ふれあい魚釣り大会」(高山市社会福祉協議会主催、高山ライオンズクラブ後援)が4日、高山市赤保木町の赤保木公園内にある障害者専用釣り池で行われた。

 障害者同士の交流を目的に毎年開いており、今年で25回目。飛騨養護学校日赤分校など、市内の福祉施設の子どもらと保護者ら約200人が参加した。
 池には同クラブから贈られたイワナ、ニジマス、アマゴ計約800匹が放たれ、参加者は田近重信会長や会員の介助で釣り糸にエサを付けてもらったり、釣った魚を釣り針から外すなどの手助けをしてもらいながら、釣り上げるたびに大きな歓声を上げていた。
 障害者専用の釣り池は国際障害者年(81年)にアメリカのデンバー市を訪れた当時の同クラブ会長が障害者用の釣り場を見学して感動。翌年、赤保木公園に魚釣り場専用の舗装道路を設置して高山市へ寄贈。市はこれに応えて同公園に幅10メートル、長さ90メートルの池を造って障害者らに開放。障害者たちから「車椅子のまま魚釣りが出来る」と好評だ。【奈良正臣】 10月5日朝刊(毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年10月05日 15:54 in 各種イベント

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