2006年10月03日

ゼニタナゴ:大森山動物園が保全池を造成/秋田

 ◇育てゼニタナゴ
 秋田市の大森山動物園(小松守園長)は1日、園内の塩曳沼に生息する絶滅危惧(きぐ)種の淡水魚・ゼニタナゴの卵をふ化させ、稚魚を育てる保全池の造成を始めた。重機作業用のスペース確保のため、職員やボランティアら17人が雑草や立ち木の枝の刈り取りに汗を流した。

 塩曳沼そばにつくる保全池は広さ約9・5平方メートルで、水深約1メートル。工費約80万円は日本動物園水族館協会の募金や、園内で8月に開いた「ナイトZOOジャズフェスタ」の収益を充てる。今月14日にはゼニタナゴを放流したいという。
 ボランティアとして造成作業に参加した秋田淡水魚協会の杉山秀樹代表は「保全池は緊急避難的な措置。産卵にちょうど良い大きさの(二枚貝の)ドブガイも確保しないといけない」と話した。【岡田悟】 10月3日朝刊 (毎日新聞)

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Posted by jun at 2006年10月03日 17:36 in 自然環境関連

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