滋賀県が流域治水政策室など設置へ　人事異動内示で知事の意向反映

　滋賀県は、できるだけダムに頼らない治水の在り方を探る「流域治水政策室」と、琵琶湖の生態系の回復を目指す「琵琶湖湖辺域再生推進検討チーム」を15日に設置する。いずれも嘉田由紀子知事の意向を反映した組織で、13日に15日付の人事異動を内示した。

　政策室は土木交通部内に設置し、5人のメンバーが遊水池などに活用できる土地の調査や洪水時の被害拡大の防止策などを検討し、治水・利水・環境を組み合わせた河川整備計画を策定する。
　検討チームは琵琶湖環境部内に設け、同部管理監をリーダーに、7人が琵琶湖の水質汚濁のメカニズム調査や瀬田川洗堰操作の検討などを行う。
　内示は次の通り。（敬称略）
　【課長級】河港課主席参事兼流域治水政策室長（企業庁南部水道事務所長）中谷惠剛▽企業庁南部水道事務所長（甲賀県事務所建設管理部副部長）川中悦雄【参事級】兼甲賀県事務所建設管理部副部長　同事務所河川砂防課長川嶋幸徳▽同事務所管理調整課長（甲賀県事務所管理調整課長補佐）田嶋顯治【課長補佐級】河港課兼流域治水政策室副参事（耕地課主幹）中田住久【副主幹級】兼流域治水政策室副主幹　河港課副主幹伊香長保▽兼同室副主幹　河港課副主幹武部強【主査級】兼流域治水政策室主査　河港課主査辻光浩【主任主事級】交通政策課主任主事（監理課主任主事）内田吉行
（京都新聞）

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Posted by jun at 2006年09月14日 12:31 in 内水面行政関連