【滋賀県】「琵琶湖ルール」の定着と啓発を目的に、県が発行している「琵琶湖ルールひろめよう券」の引き換え枚数が、例年になくハイペースとなっている。県は、当初の発行予定枚数(4万3000枚)に4000枚を新たに追加する一方で、引き換え終了日も1週間ほど早く切り上げることにしている。
県は、外来魚の再放流などを禁止した同ルールを定着させようと、金券と外来魚の交換制度を2003年度から実施。本年度は県内11カ所で、ブラックバスとブルーギル500グラムあたり、1枚50円相当の「ひろめよう券」を配布している。
7月1日から8月16日までの発行枚数は約3万7000枚。1日平均では787枚と昨年を200枚以上も上回った。このため、県では発行枚数を追加し、引き換え終了日も8月31日から23日に繰り上げた。
同対策室は「夏場になると落ち着く外来魚の釣れ具合が、今年は水温が若干低いためハイペースになっているのでは」とみている。
ひろめよう券は11月30日まで、県内約180の協力店で使用できる。 (本安幸則)
Posted by jun at 2006年08月18日 18:08 in 内水面行政関連