2006年08月13日

地元出身、モーリスが首位に/BASS Eliteシリーズ第10戦:3日め

e061031.jpg 天候不順によりバスの集中するエリアが限られ、多数のアングラーがエリアをシェアする状態が続いているBASS CITGOバスマスターEliteシリーズ第10戦。そんなプロダクティブなエリアも大会3日めに入り、そろそろバスの活性も低迷。徐々にウエイトを落としはじめた。決勝初日を終えてトップに立ったのはリック・モーリス。彼はリック・クランなどの有名アングラーの集結するエリアとは別の人気スポットに陣取っているが、来週開催が予定されているストレーン戦のプラクティスなどのボートトラフィックとバッティングし、厳しい状況に立たされた。「今日は5バイトしかなかった」と語りながらも確実にウエイトを稼ぎ、2位のマイケル・アイコネリに2oz差をつけて最終日へと望みを繋いだ。3位にスティーブ・ケネディー、4位にケリー・ジョーダン、5位にスキート・リースが入っている。e061022.jpg注目は3位のケネディーで、彼は現在ROYランキング1位、AOYランキングでは2位に付けている。AOY首位を死守しているのがアイコネリである。ケネディーにとっては今大会で上位に入賞しアイコネリを追撃したいところだろうが、お互いに決勝に進んため、彼らのAOY争奪戦は最終戦にまで縺れ込みそうだ。またジョーダンはこの日、早朝に釣りあげたキーパーをライブウェルに入れず、そのままリリースしたようだ。理由はフッキングした場所が致命傷となりデッドフィッシュになる可能性があったからだという(BASSのレギュレーションによりデッドフィッシュの入れ替えは禁止されている)。e061032.jpgその後彼は4尾しか釣りあげられず、結局リミットメイクにいたらなかった。このリリースが吉と出るかは、最終日のパフォーマンスにかけられた。その他、桐山孝太郎さんが19位に入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年08月13日 15:37 in 海外トーナメント:BASS

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