2006年08月17日

県希少野生動植物保護条例:指定種、保護区選定へ初会合−−高知で専門家ら /高知

 「県希少野生動植物保護条例」(7月施行)の指定種や保護区の選定について話し合う専門家会議の初会合が11日、高知市で開かれた。今年度中に3回開き、指定種の選定を進め、来年度からは保護区選定に入る。会議での案を基に意見募集し、最終決定する。

 同条例では、県が指定した希少野生動植物については、学術研究や繁殖など特別な理由を除き、所持や捕獲を禁止。また、保護区内で宅地開発や伐採、埋め立てなどを行う場合には知事への届け出が必要としている。
 この日の会合では、大学教授や研究員ら6人の委員が出席。事務局の県自然共生課が会議の設置要綱や条例の概要などを説明した。
 県文化環境部の安岡俊作・副部長は「絶滅の恐れがある動植物への対処は大きな課題。専門家の方々の協力を得ながら、条例の目的を達成できるよう努めたい」と決意を示した。【袴田貴行】

(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2006年08月17日 09:20 in 自然環境関連

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