法律で飼うことが禁止されているカミツキガメとみられるカメが、神戸市兵庫区で保護されました。警察が持ち主を捜していますが、このカメ、ちょっと様子がおかしいんです。
見つかったのは長さ、およそ40センチ幅が20センチほどのカメ。恐竜のような爪を持ち、カミツキガメではないかと見られていますが、全く元気がないんです。土曜日に保護され、警察がちりめんじゃこなどを与えても、ほとんど食べないということです。カメが発見されたのは、なんと幼稚園のプールでした!神戸市兵庫区にあるこの幼稚園は今年4月から休園中でプールに水は張られていませんでした。カメを見つけた人は「(見つけたときには)上を向いていた。周辺の(に住む)人が捨てたんじゃないかな」と話しています。しかし、カメはカメでもカミツキガメは、許可なく飼うことも売ることもできません。警察にカメを見せられたペットショップの人は、「(今回のカメは)小ぶりな方ですね。まだかわいい段階なんですけれども、かまれたりとかするので、手で持つのは危険ですね」と話します。手で持つのは危険。もし見つけても、触らないでください。警察は、特定外来生物被害防止法違反の疑いもあると見て、カメの持ち主を探しています。
(朝日放送)