ウェイスター、3度めの正直／BFLオールアメリカン

　コネチカット州コネチカット・リバーを舞台に7月6-8日の日程でBFLオールアメリカンが開催された。BFLはFLW Outdoorsが主催するローカルトーナメントで、正式名称はWal-Mart Bass Fishing League. FLWの前身であるオペレーションバスが運営していたレッドマン・トーナメントの元になったシリーズだ。BFLは全米に36のディビジョンを持ち、各ディビジョンが年間5試合を開催。各ディビジョンの年間上位者が、地区大会に進出。各地区大会を勝ち抜いた先鋭たち48名がBFLオールアメリカンにクオリファイされる。つまり、全米のローカル・ウィークエンドアングラーを集結させ、全米一を決定する大会といえるだろう。開催地のコネチカット・リバーはFLWツアーやストレーンシリーズで過去に使用されたことのないフィールドで、情報量は極端に少ない。そんなタフトーナメントを制したのは、3年間連続オールアメリカンに出場したロバート・ウェイスラーで2位に約2Lbの差をつけて初タイトルを奪取。「今度は私の番だと信じていた。この場に帰ってこられるなら、もう20位代でフィニッシュするのはご免だと思っていた」と心の内を告白。彼は2004年に26位、2005年に28位で大会を終ている。プラクティス時高い水位を利用してサブマージドストラクチャーをジグで攻略しパターンを決定したが、本戦に入ると毎日水位が低下。それでもメインパターンだったフリッピングを多用し見事頂点に立った（優勝賞金は14万ドル）。2位以下にはチャッド・ドナルド、キップ・カーター、マーク・モールディン、マイク・マクドナルドが入賞した。

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Posted by DODGE at 2006年07月11日 13:08 in 海外トーナメント：FLW, スナップショット