2006年07月10日

ビッフル、強気のパターンでE初制覇/BASS Eliteシリーズ第8戦:最終日

06e841.jpg NY州レイク・オネイダで開催されていたBASS Eliteシリーズ第8戦はトミー・ビッフルの優勝で幕を下ろした。その劇的な必勝パターンに観衆、選手が大喝采を送った。スモールマウス・ファクトリーとして知名度の高いこのフィールドをビッフルは見事ラージマウスのパターンで攻略。終止、ラージにターゲットを絞り、最終的にはラン&ガンでラージマウスを1尾、また1尾と入れ替え。最後の数十分でダメ押しのウエイトアップを企て、2位のチャーリー・ヤンガースに約3Lbの差をつけて栄冠を勝ち取った。この3Lb差というのが恐ろしくビッグリードなのだ。最終日を迎えるにあたり、首位から12位までの差も約3Lbだった。つまり、混戦で最終日に突入。1尾のビッグフィッシュで順位が大きく入れ替わる形相を呈していたが、ビッフルは頑にパターンを遂行。11年ぶり3度めの頂点に立った(FLWツアーでは2001年に優勝している)。ビッフルは27年のキャリアの中で(FLWも含めると)2位になること7回、3位になること4回と優勝に嫌われた感があった。「長い間、私が目標にしていた100万ドルの夢も達成できた」と語るビッフル。先日当サイトではケビン・バンダムが200万ドルをマークしたニュースを伝えたが、ビッフルは16人めのミリオンダラー・アングラーになった。2位以下にはチャーリー・ヤンガース、ケビン・バンダム、デイブ・ウォラックとケン・クックが4位タイに入賞した。宮崎友輔さんは9位で大会を終えた。


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Posted by DODGE at 2006年07月10日 18:35 in 海外トーナメント:BASS, スナップショット

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