2006年06月08日

琵琶湖の生物環境悪化 絶滅の恐れ大幅増

 琵琶湖周辺に生息する固有種など多くの生物が絶滅の恐れが高まっているという調査結果を滋賀県が8日までにまとめた。生息環境悪化が原因ではないかという。

 2005年版として結果をまとめ、2000年にまとめた結果と比較した。生息数の減少が懸念され調査対象となった動植物は、約190種増えて1270種になった。
 そのうち絶滅の恐れがあるものを、高い順に絶滅危惧種、絶滅危機増大種、希少種と分類。この3つを合わせると、5年前に比べ約170種増え、約680種になった。絶滅危惧種はヒキヨモギなどが加わり約90種から約150種に。特に植物が多かった。
 琵琶湖の魚類の固有種12種のうち、この3つに分類されるのは5年前は5種だったが、今回は新たにイサザやホンモロコなどが加わり9種になった。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2006年06月08日 09:15 in 自然環境関連

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