2006年06月07日

オオクチバスをフレンチ風に 居酒屋で外来魚駆除に協力

 大津市春日町で居酒屋「かわいや」を営む川合毅さん(35)=同市南志賀2丁目=が7日から、琵琶湖で釣れたオオクチバスを素材にした料理を始める。ハーブを効かしたフレンチ風に仕立て、淡水魚独特の臭みを抑えた。川合さんは「バスのおいしさを多くの人に知ってもらい、琵琶湖の外来魚の駆除に協力できれば」と話している。

 オオクチバスは北米原産のスズキの仲間。川合さんが得意とするフランス料理には、スズキを使ったものが多いことから「湖国にちなんだ料理を提供したい」と、琵琶湖で繁殖するオオクチバスを食材に選んだ。
 市内の鮮魚店から仕入れた冷凍の白身を使い、パイ包み焼きやクリーム煮、生春巻き揚げの3品目を月替わりにそれぞれ800円で提供する。
 川合さん自ら月に5回程度、琵琶湖でバス釣りをする。釣ったバスは食材に使う予定という。「小さいころはオイカワやハヤがよく釣れたが、今の琵琶湖は外来魚ばかり。在来魚を復活させるためにも、外来魚をどんどん食べてもらいたい」と話している。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年06月07日 12:41 in ブラックバス問題

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