2006年06月06日

鳥獣保護区:南国・十市小児童ら200人、釣り糸など回収−−石土池周辺/高知

 ◇野鳥との共存考えて!!
 同池周辺では釣り糸が絡まって死んだり、けがをする野鳥が多く、県は鳥獣保護区に指定。釣り糸の回収は87年度から始まったが、10年前に約3000羽の生息が確認されたマガモやカルガモは、今年1月の調査で682羽に減っている。

 この日の回収に携わったのは同小の児童や「石土池の自然を守る会」のメンバーら約200人。水際の釣り糸や空き缶、プラスチック容器などは網を使って拾い集めた。中には、釣り用のクーラーボックスや釣りざおも捨てられていた。同池ではブラックバスが釣れるため、ルアーの付いた釣り糸が多く見られた。
 同小4年、高見直樹君(9)は「空き缶が多かったけど、掃除をしてかなりきれいになったと思う」。生態系トラスト協会(事務所・高知市長浜)の中村滝男会長も「継続することが大事。人と動物の共存をもっと考えなければ」と呼びかけていた。

6月4日朝刊
(毎日新聞)

+Yahoo!ニュース-高知-毎日新聞

Posted by jun at 2006年06月06日 01:56 in ブラックバス問題

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