日進市の「三本木川を元気にする会」(武田博之会長)が20日、天白川の源流をホタルの飛び交う奇麗な川にする取り組みを実施した。今年で5年目の活動となり、今回は「川清掃とザリガニとり」をテーマに親子約50人が参加した。
川掃除では川に入って約1・5キロのごみを集めた。ごみは年々減っているが、同市指定のごみ袋に可燃ごみ12袋、不燃ごみ7袋ほか、トタン板とタイヤなどが回収された。
子供たちはザリガニ捕りにも挑戦。環境庁の絶滅危惧(きぐ)種に指定されるカワバタモロコを見つけたほか、生態系を乱すとされるブルーギルが捕獲された。同市立東小3年の河村星奈ちゃんは「ザリガニ、カエルも捕まえ楽しかった」と元気いっぱいだった。
川掃除のあとは近くの三本木区民会館駐車場で、バーベキューや風船釣りなどで楽しんだ。【淡河俊之】
5月21日朝刊
(毎日新聞)