自然観察会「魚つかみ体験」が14日、滋賀県高島市新旭町の湖岸の休耕田に水を張った「田んぼ池」や「みずすまし水田」などで行われた。
観察会は、湖と田んぼの自然にふれる機会をつくろうと、国土交通省や水資源機構、高島地域みずすまし推進連絡協議会などでつくる「琵琶湖と田んぼを結ぶ連絡協議会」(松見茂会長)が、昨年に続き開いた。
一般のほか、加盟団体メンバー約40人が参加した。子どもたちは、たも網で水の中を探りながら、スジエビやギンブナなどのほか、絶滅危惧(きぐ)種に指定されるスジシマドジョウも捕まえ、生き物が生息する水田の大切さを学んでいた。
観察会は今月28日と来月11日にも開かれる。申し込みは同市環境エネルギー課Tel:0740(25)8123へ。
(京都新聞)