琵琶湖の環境、変遷たどる　栗東で湖南流域協総会・写真家が講演

　滋賀県の湖南地域の環境保全に取り組む「湖南流域環境保全協議会」（伊吹美賀子会長）は１４日、栗東市荒張の道の駅「こんぜの里りっとう」で総会を開いた。フォトアーティストの中島省三さん＝大津市＝が、琵琶湖の環境の変遷を写真で紹介しながら講演した。

　総会では、昨年度に行った葉山川や赤野井湾での水質調査などの活動報告のあと、中島さんが「空から見た琵琶湖」と題し、小型飛行機から撮影をした琵琶湖の様子をスライドを使ながら、環境の変化を説明した。
　スライドには、時代が進むごとに湖岸が埋め立てられてきた様子が映し出され、中島さんは「１度環境を壊すと完全には復元できない。以前の湖岸はもっとヨシ原が広がっていた。いまは少なくなっているが、ヨシを保全していく必要がある」と訴えた。
（京都新聞）

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2006年05月15日 13:17 in 各種イベント