全身が金色に輝くナマズが5月から、滋賀県草津市下物町の県立琵琶湖博物館にお目見えした。2月に金色のビワコオオナマズなど2匹がデビューしており、10月に開館10周年を迎える博物館は「節目の年に、珍しい金色ナマズが3匹も現れて縁起がいい」と喜んでいる。
金色のナマズは体長約15センチで、2月に東近江市で捕獲された。体調などを整え、1日から館内のディスカバリールームにコイなどとともに展示されている。「何で金色なの」と、訪れた子どもの注目を集めている。
博物館では2月に、同じく全身が金色のビワコオオナマズとナマズが登場しており、東京からも来館者が訪れるなど人気を博している。
博物館によると、ナマズが金色になるのは遺伝子の変異で色素が抜けるのが原因とされている。また、金色のナマズは琵琶湖の漁師に古くから縁起物として扱われているという。
(京都新聞)