2006年05月08日

琵琶湖のシジミ増産へ 採取を規制、稚貝放流

 みそ汁、つくだ煮、炊き込みご飯など、関西を中心に家庭の味として親しまれてきた琵琶湖の特産品、セタシジミの漁獲量がピーク時の40分の1近くに激減し、滋賀県は採取する貝の大きさを厳しく規制、稚貝の放流量を増やすなど増産に向けた取り組みを始めた。

 セタシジミは水深10メートル前後の砂地に生息し寿命は7−8年。漁獲量は1957年度に6072トンあり、島根県・宍道湖のシジミを上回っていた。だが外来種の水草が水面を覆って湖底の酸素が不足、砂地に泥がたまるなど環境が悪化。2004年度は165トンになった。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2006年05月08日 10:14 in 魚&水棲生物

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