2006年05月05日

外来魚の駆除へ「名探偵」集まれ 滋賀県が重点展開

 琵琶湖の外来魚の効率的な駆除を目指す滋賀県は本年度、外来魚の減少傾向が見られない北湖に重点を置いて、「名探偵ニゴロのバスゼロ作戦」を展開する。その一環として、ブラックバスやブルーギルが群れる場所を探し、駆除にあたる協力者を、5月12日まで募っている。

 県水産課によると、外来魚の生息量は、南湖では2004年春が約700トン、05年春が約600トンと推計され、減少傾向にあるが、北湖は約1200トンのまま横ばい状態とみられる。このため、協力者の力を借りて、北湖の産卵場所や冬場に集まる場所を把握し、効率的に捕獲することを狙って、バスゼロ作戦に乗り出すことにしたという。
 同作戦は、卵からふ化したばかりの外来魚の稚魚が浅瀬に群れる6、7月と、成魚が水温が高く波の少ない場所に集まる12−2月に集中して、両時期なら比較的簡単に捕獲できる湖岸沿いで実施する。
 募集する協力者は20人。小学生以上が対象で、釣りの経験などを考慮して選考する。申し込み、問い合わせは県水産課TEL077(528)3873へ。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年05月05日 13:19 in ブラックバス問題

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