【滋賀県】琵琶湖の固有種「ホンモロコ」の釣り堀が1日、高島市新旭町藁園の「道の駅しんあさひ風車村」にオープンした。 (勝山 友紀)
ホンモロコの漁獲量は、約30年前の350トンをピークに現在は約20トンにまで減少。希少種となったホンモロコを多くの人に味わってもらい、琵琶湖の生態系について学ぶきっかけをつくろうと、市ホンモロコ養殖研究会(村井直正代表)が開場した。釣り堀は風車村にある「新旭花しょうぶ園」内の池を利用。養殖魚を泳がせており、来場客らは比良山系や花々を眺めながら釣りを楽しむことができる。
初日のこの日は、昼までに約15人の釣り客らが来場した。家族で訪れた大津市におの浜3丁目、村木優介君(6つ)は「魚釣りがしたかった。たくさん釣りたい」と笑顔で話していた。
営業時間は午前9時−午後5時。料金は3500円で、300グラム持ち帰ることができる。
(中日新聞)