2006年03月30日

琵琶湖の「洪水情報」始めます 滋賀県と彦根地方気象台が共同で

 滋賀県と彦根地方気象台は31日から、共同で琵琶湖の洪水予報を始める。気象台の6時間後の降水量予測を基に琵琶湖の水位を予測し、人的被害が危ぶまれる時に注意報や警報を発表する。

 琵琶湖岸5カ所の基準点の平均水位が、床下浸水する恐れがあるプラス70センチの警戒水位を超えそうな場合に「洪水注意報」を、床上浸水の恐れのあるプラス115センチの危険水位に達しそうな場合に「洪水警報」をそれぞれ出す。
 2001年の水防法改正により、洪水予報が都道府県知事と気象庁長官の共同で行えるようになった。それを受け、県は日野川、野洲川、杣川で洪水予報をスタートさせており、今回、琵琶湖でも行うことにした。
 また、国土交通省琵琶湖河川事務所は彦根地方気象台と共同し、瀬田川(大津市)の洪水予報を31日から始める。
 同事務所が瀬田川洗堰の上、下流の各1カ所で水位を計測し、警戒水位を超えた場合には「洪水注意報」を発令し、3時間先の水位予測でそれぞれ危険水位に達する恐れがある場合には「洪水警報」を発表する。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年03月30日 01:40 in 内水面行政関連

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