2006年03月04日

環境エコクラブが活動成果紹介 草津・県立琵琶湖博でギャラリー展

 滋賀県草津市内の児童らでつくる環境エコクラブ「伯母Q五郎」は4日から、市内の河川の環境調査結果など、活動の成果を紹介するギャラリー展を同市の県立琵琶湖博物館で催す。同館によると、子どもたちが主体の取り組みをテーマとした展示は、開館以来初めてといい、クラブの子どもたちも「たくさんの人に活動を知ってもらいたい」と意気込んでいる。
 展示のタイトルは「こどもが見つめるふるさとの川こどもエコクラブ伯母Q五郎のたからもの」。同クラブは2003年7月、草津市の志津小の児童が中心となって発足した。現在は、志津南小の児童を合わせ10人が、地域の人の支援を受けながら活動している。

 ギャラリー展では、これまでに取り組んできた河川での生態調査や、池の清掃、水鳥の観察結果などをパネルで展示する。メーンは、本年度に調査した市内13学区にある13河川のうち6河川の水質や魚の生息状況の紹介という。
 クラブの子どもたちは、2月に入ってから週3回、同市の志津公民館で、メーン展示のパネルを色紙を使って手作りするなど、地域の人たちと準備を進めてきた。
 志津小5年の乾麻衣さん(10)と同、重田文奈さん(11)は「博物館でいろんな人に活動内容を紹介できるのは、頑張ってきたかいがあり、とてもうれしい」と話す。
 初めての試みについて、同博物館は「地域の人たちによる子どもたちへの支援が成果を挙げており、環境保全に取り組む地域活動のモデルケースといえる」としている。
 4日は、午前10時からオープニングセレモニーの後、子どもたちによる展示パネルの紹介などもある。4月9日(月曜休館)まで。入館料が必要。
(京都新聞)

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Posted by jun at 2006年03月04日 14:19 in 各種イベント

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