2006年02月27日

1年間の生息調査を報告 草津で「琵琶湖お魚ネット」

 琵琶湖流域で魚の生息調査に取り組む「琵琶湖お魚ネットワーク」の交流会が26日、滋賀県草津市の県立琵琶湖博物館で開かれた。昨年1年間の調査結果が報告され、ネットワークに参加する市民グループなどのメンバーが親交を深めた。

 同ネットワークには、NPO法人(特定非営利活動法人)や市民グループ、行政機関など200団体以上が参加している。昨年2月から1年間かけて、琵琶湖流域の約4000カ所で、魚の分布や生息環境を調査した。
 交流会では、環境省の絶滅危惧(きぐ)種に指定されているメダカが多く生息していた半面、外来魚のブルーギルがメダカに次いで多く、琵琶湖だけでなく、周辺の平野部にまで分布していることが報告された。
 調査成果をGIS(地理情報システム)を使ってマップ化したパネルのほか、参加団体の紹介パネルも展示され、交流会に集まった人たちは各団体の活動内容の説明を聞いて、琵琶湖の環境保全について学んでいた。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2006年02月27日 08:51 in ブラックバス問題

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