フロリダ州レイク・トホで開催されているBASS CITGOバスマスター・クラシックが2日めを終了した。想像以上のビッグサックが飛び出した初日は、西海岸出身のルーク・クラウセンがトップに君臨。2日めは14Lb15ozと初日の半分のウエイトにまで落としたものの、暫定1位をキープ。2位に約5Lbのリードをつけて最終日に挑む。その2位に躍り出たのが、ベテラン、ロン・シャフィールドである。彼はこのクラシック出場を持ってBASSを離脱。FLW系大会に専念する予定だが、彼が優勝した場合、ディフェンディング・チャンピオン枠で2007年大会にクオリファイされる。また初日は10Lb14ozとかなり出遅れた感のあった地元フロリダ州在住のテリー・スクローギンスがこの日の最大ウエイト28Lb6ozをウエイイン、37位から3位にジャンプアップした。
4位にはスクローギンスと同郷のプレストン・クラークが1oz差でスクローギンスを追いかける。5位以下にはリック・モリス、ケビン・ワース、エドウィン・エバース、ジョージ・コクラン、ジェフ・コーブル、スキート・リースと続いている。クラウセンとリースには約15Lbの差がついている。これをひっくり返すのは容易なことではないが、初日に11パウンダーがキャッチされ、5尾で30Lb強のウエイトが飛び出すレイク・トホだけに、まだまだ逆転優勝への望みは残されている。
初日のような目を疑うスーパーウエイトは出なかったものの、クラウセンの首位キープやベテラン勢のトップ10入りで、観衆の声援に増々拍車がかかった本戦2日め。
バスマスター・クラシックは3デイ・トーナメントで、最終日へは2日めの順位からトップ25が進出する。初日にそのボーダーラインに立たされたディフェンディング・チャンピオンのケビン・バンダムは順調に順位を上げ、13位に浮上。代わって、14位タイだったマーク・メネンデスが33位、18位だったマーティー・ストーンが26位、24位だったアンドレ・ムーアが27位に後退し、決勝を待たずして姿を消した。
首位で最終日を迎えるルーク・クラウセンは「緊張していない。逆にこれだけの差があって優勝できなかったら、その方が悲しいよ。ただ私の後ろにはフロリダの名手が追ってきている。油断はできない。優勝してキャリアにハクをつけたい」と述べた。
2位に浮上したロン・シャフィールドには思い出したくない過去がある。1997年のバスマスター・クラシック。彼は最終日、優勝が決定するビッグフィッシュをハンドランディングせず、スイングして取り込もうとした。すると、バスがフックから外れ、バレてしまったのだ。結局彼は13oz差でクラシックの栄冠をつかみ損ねた。シャフィールドは「今回はモノにしてみせる。優勝するよ。ミスだけはしたくない」と強く拳を握りしめた。
この日の最大魚である9Lb5ozを含む5尾で28Lb6ozをウエイインしたテリー・スクローギンスは、「私のエリアはバスの密度が高い。荒らしてしまう前に5尾だけを釣って他のエリアに移動した」と状況を語る。彼は昨年末レイク・トホで開催されたサザンオープンで優勝、今シーズンはすでにバスマスター・サザンツアー(レイク・オキチョビー大会)で2位に入賞。もっともフロリダ戦に熱いアングラーである。クラウセンも2位につけたシャフィールドではなく、スクローギンスのチャージが危険と漏らすだけあり、最終日のパフォーマンスに期待がかかる。
最終日は天気が崩れると予報されている。降雨の確率は高く、午後からは風速10mを越す強風も吹き抜けるといわれる。そのため、初日、2日めまでのパターンが大きく崩れる可能性がある。シャフィールド、スクローギンス、そして他のアングラーはクラウセンを落城させられるのか!?
Posted by DODGE at 2006年02月26日 17:54 in 海外トーナメント:BASS