テキサス州レイク・アミスタッドで開催されているストレーンシリーズ・セントラル第1戦は全日程を終了した。初日からレコードブレイキングなウエイトが連発し、ディーン・ロハスが保持する4デイ・ヘビエストウエイトを更新への期待も高まったが、決勝初日をトップで折り返したデビッド・モールディンと2位だったクレイグ・ドウリングがウエイトを落としたため、新記録樹立とはならなかった。それでもモールディンは4日間合計ウエイトで105Lb8ozを持ち帰り、FLW系トーナメントのヘビエストウエイトは達成させた。大会では、前日3位に付けていたジム・クリスウェルが27Lb10ozをウエイイン。決勝トータルで56Lb6ozを持ち帰り、見事逆転優勝を飾った。この決勝トータルウエイトはFLW系(決勝ラウンドも含む)オールタイム・2デイ・ヘビエストウエイトを更新した。彼は初日22Lb2ozという通常大会であればビッグストリンガーとして賞賛されるウエイトを持ち帰るが14位タイと“低迷”。首位とは約9Lbの差をつけられ、「やっちまった。今回はもうダメか」と感じたそうだ。2日めには21Lb10ozをウエイイン。16位で予選を通過した。決勝初日では28Lb13ozをマークするが、首位のモールディンには約5Lbの差が付けられた。最終日、モールディンは強風に悩まされ18Lb10ozと低迷。代わってクリスウェルが27Lb10ozを持ち帰り逆転劇を演じた。彼はアミスタッド大会がランチングされている町、デルリオ在住のローカルアングラーだが、「地元だから知識があったというより、今回はラッキーだった」と謙虚なコメントを残した。
Posted by DODGE at 2006年02月26日 16:03 in 海外トーナメント:FLW, スナップショット