2006年02月26日

霞ケ浦の魚:過去から現在までの種類を展示−−行方 /茨城

 過去から現在まで、霞ケ浦に生息した魚を水槽や標本で展示する「なつかしい霞ケ浦の魚たち展」が、行方市玉造甲の霞ケ浦ふれあいランドで開かれている。担当職員の外岡健夫さんは「昔の霞ケ浦を知り、現況を良くする方法を一緒に考えてほしい」と話している。

 水槽展示では、国指定天然記念物のテツギョが目玉。胸びれ、尾びれが長くフナに似た形をしており、色も黒、赤などさまざま。県絶滅危惧(きぐ)種のゼニタナゴや県危急種のヤリタナゴ、アカヒレタビラなども見ることができる。標本では、汽水魚のカワガレイやカライワシなど20種類が並ぶ。
 1884年から現在までに確認できた魚種111種のリストや、現在急増している外来魚と在来魚の数の比較もあり、資料も充実。長野県松本市から訪れた丸山妙さん(51)、明美さん(18)親子は「霞ケ浦には思ったよりいろいろな魚がいて驚いた」と話していた。同展は3月31日まで。【三木幸治】

(毎日新聞)

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Posted by DODGE at 2006年02月26日 16:01 in 魚&水棲生物

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