京都議定書が16日で発効から1年を迎えるのを記念し、京都外国語大付属図書館(京都市右京区)が環境問題に関する和書のデータベースを作った。「異常気象」や「水質汚染」などキーワード別に約2300冊の蔵書を検索でき、一般の市民も利用できる。
環境問題への関心を高めてもらおうと、関連書をデータベース化した。「気圏」「地圏」「水圏」の3つの分野に分け、71項目のキーワードから目当ての書籍を探せる。検索すると、1冊ごとの書誌データが記され、著者、出版社、請求記号、配架場所などを一覧できる。
データベースは同図書館の専用ホームページ(http://www.kufs.ac.jp/toshokan/kankyo/kankyo.htm)を通して、16日午前9時から一般の人も使える。また書籍は館内で閲覧できる。
(京都新聞)