2006年02月16日

25年後にCO2半減目指す 滋賀県が将来の社会像

 滋賀県は14日、将来にわたり持続可能な社会像を描く「サステイナブルしが」構想の中で、温暖化防止対策のため25年後に二酸化炭素(CO2)排出量を半減させる目標を設定した。

 2030年まで毎年2%ずつ削減するための手段を示し、県民や地元企業に協力を呼び掛けていく。CO2排出量を1990年比で半減することで、琵琶湖を60年代後半ごろの固有種が豊かだった生態系に戻し、漁業の活性化も目指す。
 そのために、太陽光など自然エネルギーの利用を推進するほか、湖の水上交通の活用や電気使用を抑えた生活スタイルを提案。しかし目標のCO2削減には、1500基もの小水力発電機と2000基もの風力発電機、電気を使わない冷蔵庫の普及などが必要だと指摘し「社会変革、県民の意識改革がないと実現は難しい」と広報活動にも力を入れる。
(共同通信)

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Posted by DODGE at 2006年02月16日 13:39 in 自然環境関連

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