2006年02月06日

多様な生態系の保全を 東近江市 環境基本条例の素案答申

 滋賀県東近江市環境基本条例策定委員会(会長・小林圭介滋賀県立大名誉教授)は6日、市の環境保全施策の基本事項を定める「東近江市民の豊かな環境と風土づくり条例(環境基本条例)」の素案を中村功一市長に答申した。
 同委員会は昨年7月に発足し、大学教授や同市の環境団体関係者ら16人で構成。途中、旧能登川、蒲生両町の住民も加わり、計5回会議を開いた。

 答申では、鈴鹿山系から琵琶湖までが市域で、多様な生態系を持つ同市の豊かな自然環境に触れ▽生物が自然の中で共生していることを認識し、生物多様性の保全を図る▽地球環境保全を視野に入れ、循環型社会の構築を目指す−などの環境保全の基本理念を示し、環境基本計画の策定などを定めている。
 市は答申を基にした同条例案を3月定例議会に提案する。(京都新聞)

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2006年02月06日 23:47 in 内水面行政関連

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