日野川や田んぼの生物を通して地域の自然環境を考える「日野川メダカシンポジウム」が4日、滋賀県近江八幡市の北里小で開かれ、同小5年の児童たちが1年間の学習の成果を発表した。
用水路の水質調査やメダカの放流などに取り組む住民グループ「メダカの学校小田分校」などが主催した。同小は今年、5年生の約50人が同グループの指導で、田んぼを耕さずに苗を植え、無農薬で育てる「不耕起栽培」でコメを作った。
シンポには、約100人が集まった。児童は5、6人のグループごとに、「田んぼはプランクトンが多く、敵も少ないので、フナやコイの産卵に適している」などと発表した。
(京都新聞)