琵琶湖などで日本固有の生態系に被害を与えているブラックバスやブルーギルなど外来魚をめぐり、環境省が2006年度から3年計画でモデル事業を実施、新しい駆除方法の開発に着手する。
マングースやアライグマなどとともに外来種被害防止法で指定された「特定外来生物」を防除する事業の一環で、06年度予算は3億5000万円。駆除後に在来魚の個体数がどう変化するかについても調査する。
モデル事業を実施するのは、琵琶湖と水路でつながる周縁の小さな湖・内湖(滋賀県)のほか、伊豆沼(宮城県)、羽田沼(栃木県)、ため池群(愛知県)、片野鴨池(石川県)、藺牟田池(鹿児島県)の計6カ所。
(共同通信)