2006年01月17日

琵琶湖の管理手法を学ぶ ILEC、草津で研修会

 開発途上国の行政担当者らが、湖沼管理の在り方を学ぶ国際湖沼環境委員会(ILEC)の研修会が16日、滋賀県草津市下物町の同委員会で始まった。

 研修会は、工業化で汚染が進む開発途上国に、琵琶湖の先駆的な湖沼管理の技術を生かしてもらおうと、国際協力機構(JICA)の委託で毎年開いている。
 南米や中東など7カ国から計8人が参加し、約2カ月間、行政区域を越えた琵琶湖の管理手法を学ぶ。この日は、ILEC科学委員の中村正久・滋賀大環境総合研究センター教授が流域管理の考え方について講義した。研修生たちは真剣な表情でメモを取っていた。
(京都新聞)

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Posted by DODGE at 2006年01月17日 15:03 in 自然環境関連

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